ヘリコバクター = ピロリ菌 除菌について
2013-08-12
ヘリコバクター = ピロリ菌(以下ピロリ菌)の検査と委縮性胃炎の検査を受けましょう!ピロリ菌に感染すると、数年から20数年かけて委縮性胃炎になります。委縮性胃炎が胃癌の発生母地であることが判明してきました。
したがって
1.ピロリ菌に感染した人はまず除菌(殺菌の事)することをお勧めします。委縮性胃炎にまだなっていない人は胃癌の予防になります。
2.委縮性胃炎になっている人は、ピロリ菌に感染している人はまず除菌した上で毎年胃癌の検診を胃カメラで受けてください。
3.委縮性胃炎の人ですでにピロリ菌が消えている人は胃癌の早期発見のため、1年に1回胃カメラを受けてください。

胃癌を初期の小さい段階で発見するためには、検診を胃カメラですべきと考えます。当クリニックでは、口からの従来のタイプの胃カメラと鼻からの胃カメラも行っています。鼻からの胃カメラは、鼻茸の人や鼻血が良く出る人は受けられない事もあります。
詳しくは当クリニックにお問い合わせください。
TEL 0979-24-5222
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ピロリ菌除菌について
2013-03-26
このたび、胃炎の人でもピロリ菌除菌が健康保険で出来るようになりました。ピロリ菌による胃炎から胃癌が発生する事がわかっています。したがって、ピロリ菌に感染した方は胃炎が悪化してしまうまでにピロリ菌の除去をする事が胃癌の予防になると考えられます。
除菌を受けられた人の方が胃癌の発生率は明らかに低かったというデータもあります。
胃内視鏡(胃カメラ)を受けて、癌が無くてもピロリ菌が陽性であれば除菌を行う事をお勧めします。
ピロリ菌の除菌は薬を服用して行います。
今や胃癌は予防する時代になったと言えます。
ピロリ菌の有無を検査で判定し、陽性であれば積極的に除菌すべきと考えます。
当クリニックではピロリ菌の検査も胃内視鏡と同時に行っております。ご質問ご相談もお気軽にどうぞ。
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便潜血反応について
2012-09-14
便潜血反応とは便潜血反応は、大腸の検査の第一歩として、便の中の血液反応を調べる方法です。
ヒトの血液に反応する免疫反応ですので、魚や肉など食べ物の血液には反応しないように出来ています。
どのような病気で陽性になるか
腫瘍や癌だけではなく、ポリープでも陽性となります。また、潰瘍性大腸炎やクローン病など腸の炎症、いぼ痔や切れ痔でも陽性が出ます。
必ずしも悪い病気になっているとは言えないという事です。
陽性になったら、大腸の検査を受けることをお勧めします
陽性反応が出た場合、当クリニックなどの消化器専門医が所属する医療機関で相談の上、大腸の検査を受けてください。
新しい大腸カメラについて
当クリニックでは、このほど大腸カメラをリニューアルいたしました。分光画像も撮影可能なデジタルカメラシステムで、より異常を見出しやすくなりました。
おなかがはる・便秘で困る・下痢が続く・便潜血反応が陽性と言われた、等大腸が心配な方はお気軽にご相談くださいませ。
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胃カメラのリニューアル
2011-12-29
このほど、胃カメラをリニューアルいたしました。
フジフィルムメディカル社のAdvanciaという最新のシステムを導入しました。
経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)はEG-580-NWという11月発表されたばかりの最新型で、これまで以上の鮮明な画質となりました。経口内視鏡(口からの胃カメラ)もEG-590-WR2という型式の最新型です。
あわせて「FICE」というデジタル分光画像処理システムも採用し、より一層小さな病変の診断が可能になりました。
当院では、今後も月曜日から土曜日の毎日胃カメラ検査を行っていきたいと考えます。
胃カメラ検査へのご質問ご予約は以下の電話にていつでも承ります。お気軽にご連絡ください。
けいだクリニック 受け付け電話番号
TEL 0979-24-5222
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熱中症について
2011-07-20
熱中症は高温、高湿度、無風の3つの要素が重なった条件下でおこりゃすく、運動や労働での熱の産生増加も要因となります。これらの条件の下におかれると、体温の上昇を防ぐため、まず汗の量が増加します。この時点で水分が捕給されれば良いが補給が不十分のままであれば次第に脱水となり、体温が下げられなくなり、体温が上昇します。かつ循環失調となります。そして、各臓器が障害され重陽となり、生命の危険が出現します。
重傷度について
I度 : めまい、大量の発汗、立ちくらみ、筋肉痛、筋肉硬直をきたす。体温は正常のことが多い。
水分と塩分の補給をし、太陽のあたらない涼しい場所で横になり、身体を冷やす、などの対策を直ちにとり、次の段階へ進まないようにすることが大切です。
II度 : 脱水と末梢血管拡張、心拍出量抵下による循環不全。頭痛、はきげ、めまい、虚脱感、集中力や判断力の低下、ぼうっとしている状態となります。入院が必要なこともあり、体温管理、安静、水分やナトリウムなど電解質の補給が必須で、飲めなければ点滴をしなければなりません。
III度 : 体温が高温の状況が続けば、体組織が障害され、多臓器不全となります。脳神経症状、意識消失やせん妄状態、けいれんなどが出現しD I C症候群となります。重陽で入院し集中治療が必要となります。
予防について
以上述べた重症度は順を追ってゆっくり来るとはかぎりません。いきなりII度くらいの症状が出現し、瞬く間にIII度になってっしまった、との事もよくあるようです。したがって、予院が最も大事です。
1)必ず、食事は1日3回摂る。朝食は絶対にぬかない。間食も適度に行う。早朝の仕事作業は事前に水分を必ず。
2)室内は扇風機はもちろん、クーラーもおしまず使用すること。室温は28度以下に。
3)外での作業はなるべく早朝か夕方に。午前11時から午後4時の、最も気温が上昇する時間帯はなるべく避けること。
4)外出の際は帽子か日傘を用い、なるべく日陰を通ること。
5)いわゆる"もわっと"する場所にとどまらないこと。少しでも涼しい場所に移動すること。
などです。
繰り返しますが、熱中症は生命にかかわります、予院が大切です。
また、熱中症の症状は人によっては意識障害が早く出現し、本人が回避行動をとれなくなることもあります。お互いの周囲の人をお互いで十分注意し合って下さい。
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